MAZDA3を試乗してきた(BMアクセラとの比較)

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こんにちは、lizard.kです。
ディーラーでオイル交換をするついでにMAZDA3を試乗してきました。

今回は残念ながら2.0Lガソリンエンジンの試乗車がまだ来ていないということだったので、1.5Lのガソリンエンジンと1.8Lのディーゼルターボエンジンで、どちらもFASTBACK(ハッチバック)を試乗させてもらいました。せっかくなので、今乗っているBMアクセラ(1.5L)との比較という視点で書いてみたいと思います。
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FASTBACK 15S Touring (FF AT)

今乗っているアクセラと同じ1.5Lのガソリンエンジン(P5-VPS)ということで、エクステリアの違いに目がいっていたのですが、実際に乗ってみると中身が全然別の車でびっくりしました。

8.8インチと大きくなったセンターディスプレイや、フロントガラス照射でスピード等が表示されるアクティブ・ドライビング・ディスプレイ、ダッシュボードやエアコンのスイッチからグローブボックスに至る横一線のシルバーフレームなど、アクセラよりはアテンザに近い感覚で、車格が上がったような感じがします。

ウインカーをつけると、気を付けないと分からないくらい静かにチッカチッカと音を立てるところなど、裏を返せば遮音性が高いことの証明でもあります。何だかこういった色々なところが上質に感じるんですよ。MAZDA3くらいの価格帯でこういう雰囲気を持ったクルマって、初めてなんじゃないでしょうか。

肝心の走りはというと、エンジンの特性は前と変わりありません。ふだん乗る分には必要十分なパワーで、扱いやすいエンジンです。急な坂道なんかは頑張って走っているなというのが分かります。
あと、1.5Lはステアリングにシフトスイッチが無いのは気になります(ショップオプションにも無いようだし)。

荷室は間口が前のモデルよりも少し狭くなったように感じますが、測ったわけではないので気のせいかもしれません。

タイヤは215/45R18(試乗車の新車装着タイヤはBRIDGESTONE TURANZA T005)。グレーメタリック塗装のホイールが、ジェットブラックマイカのボディーに合っていて良い感じでした。

FASTBACK XD Burgundy Selection (FF AT)

続いて1.8Lのディーゼルターボです。
アクセラのディーゼルは2.2Lで、その後1.5Lが追加されましたが、それらとは違うS8-DPTSというエンジンで、先にCX-3で採用されています。

以前1.5Lのディーゼルを試乗したときに、デミオは凄く楽しかったのですが、アクセラとCX-3は乗っていて何かこれじゃない感があったんですよね。

その点、今回の1.8L ディーゼルターボは凄くいいなと感じました。トルクがあるので乗っていて楽だし、フロントが重たい感じも無いですね。アクセラ(MAZDA3)やCX-3くらいのボディーサイズにはピッタリのエンジンじゃないでしょうか。

試乗車の色は、私のお気に入りの新色ポリメタルグレーメタリックで、オートサロンで展示されていたのと同じパーツを付けた「シグネチャースタイル」です。この色は、Cピラーの面がグッときますね。
タイヤは15S Touringと同じ、215/45R18(試乗車の新車装着タイヤはBRIDGESTONE TURANZA T005)ですが、ホイールがBBS製になっています。

内装はFASTBACK専用のBurgundy Selectionで、ワインレッドのレザーが使われています。正直あまり好きな色ではないので、自分が買うならL Packageでいいかなー。

まとめ

1.5Lでも前モデルのアクセラよりは別格といっていいほどのクルマになっているのは感じました。正直BMアクセラ乗りとしては悔しいところですが、走りの面では1.5Lガソリンエンジンはそれほど変化はありません。

今回乗りそこねた2.0Lガソリンと、10月発売予定のSKYACTIV-Xが気になりますが、現時点では1.8LディーゼルターボのXDに魅力を感じました。

マツダのディーラーは、同一車種でも複数のエンジン・バリエーションの試乗車を揃えていて比較できるのが嬉しい。

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