【試乗記】MAZDA 3の3種類のエンジン(SKYACTIV-X 2.0、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-D 1.8)を乗り比べ

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こんにちは、lizard.kです。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中ですが、先日大磯ロングビーチで行われた湘南マツダのイベント『先進安全技術とSKYACTIV-Xの体感試乗会』に参加してきました。

シーズンオフの大磯ロングビーチの駐車場を借り切ってのイベントで、到着すると広さにびっくり。いつもの担当営業さんもわざわざ駆けつけてくれました(感謝)。
まずは屋内で安全技術やSKYACTIV-Xの説明を受けてから、幾つかの班に分かれて行動します。

私たちのグループは先に試乗をしました。
駐車場にずらっと並んだMAZDA 3、ここから3種類のエンジンを試せます。CX-30も試乗出来るようなことが書いてあったのですが、今回は無かった(?)ようで少し残念。

まず初めに乗ったのは新世代ガソリンエンジン、SKYACTIV-X 2.0。SPCCI(火花点火制御圧縮着火)によって圧縮着火を初めて実用化し、ガソリンとディーゼルの良いとこ取りをしたという新世代のエンジンです。

どんな感じか興味津々だったのですが、乗ってみて分かるのは普通に運転しやすいエンジンだってこと。レスポンスも速いし、トルクもある。
燃費も従来のガソリンエンジンに比べて1割向上したような話でしたが、こちらはハイオク仕様だし実際はあまり変わらないんじゃないでしょうか。
うーん、なるほどこんなもんかという感じで試乗終了。

お次はガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0。MAZDA 3の発売時には、2.0Lのガソリンは間に合わず1.5Lのみだったので初試乗です。
このSKYACTIV-G 2.0と比べてみると、先ほど乗ったSKYACTIV-X 2.0の反応の良さがよく分かります。スーパーチャージャーの効果なのかもしれませんが、SKYACTIV-G 2.0は少しタルい感じがします。
でも人間っていい加減なもので、少し乗ると慣れちゃうんですよね。SKYACTIV-Xも初めはいいなって思っても、少し乗るとそれが普通になって何も感じなくなる。
SKYACTIV-Xの良さを実感するのはこうやって別のエンジンに乗った時だというのが難しいところ。

最後にSKYACTIV-D 1.8に乗りました。
これは以前にも試乗させてもらったエンジン。トルクもあって扱いやすくて良いエンジンだと思いますが、SKYACTIV-X 2.0と比べると僅かにディーゼル特有の音や挙動が気になりますかね。

ガソリンエンジンに慣れているだけの話かもしれませんが、全部乗った上で一番欲しいのはどれかと言ったら間違いなくSKYACTIV-X 2.0です。
でも、先ほども書いたように慣れちゃうと分からなくなるので、それだったら値段が安いSKYACTIV-G 2.0や燃費に優れたSKYACTIV-D 1.8でもいいんじゃないのという感じがします。
同乗した嫁さんには違いが微妙すぎて分からなかったようですし、そこに幾らの価値を見出すかですね。
私の場合は今乗っているアクセラ(SKYACTIV-G 1.5)も良い車だし、買い替えるほどでは無いかなー。

でも、こうやって同じ車で異なるエンジンのバリエーションを試せるメーカーって国産ではあまり見かけません。
エンジンの他にもマツダは2WDと4WD、ATとMTをほとんどの車種で選択できるところが素晴らしいです。

続いて先進安全技術のデモや体感をしました。
結構こちらが目当ての方も多かったようで、参加者にはご年配の方も多かったです。
スマートブレーキサポートの機能で、ブレーキをかけずに本当に止まるのかを体感したりしました。
滅多に出来ない経験でしたので、楽しかったです。

帰りにブランケットとサンドーレのサンドイッチをお土産にもらって帰ってきました。

いつになるか分かりませんが、次に買うときもマツダを選ぼうという気持ちを新たにした試乗会でした。

MAZDA 3。良い車なのは確かなんだけど、少し値段が高いのと見た目が小さく見えてあまり存在感が無いのが難点かなー。

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