【固定電話の削減】 ブラステル 050 Free + HT801 で基本料金を無料にする

携帯をauからUQ mobileに変えて料金がだいぶ安くなったのですが、逆に気になりだしたのが固定電話代です。
我が家はマンション全体でインターネット契約をしているため、月のネット代は1,000円しないくらいと安いのですが、ひかり電話などの0AB~J番号が使えるオプションがありません。

しかたなく、KDDIのホームプラスを契約していたのですが、携帯を変えてauまとめトークも使えなくなるので見直すことにしました。ホームプラスの月額基本料は1,330円(口座振替/クレジットカード割引適用時)ですが、番号非通知の電話を拒否したいだけで契約しているナンバーディスプレイ機能が400円かかるのも不満な点です(これは、ひかり電話でも一緒ですが)。

今どき固定電話は不要とお考えの方も多いと思いますが、我が家の場合、以下のような理由で残してありました。
1. 固定電話機に着信できる番号が欲しい
2. 携帯よりも安く電話をかけたい
3. フリーダイヤルに繋がる番号が欲しい(携帯だと制限されている場合もあるので)

逆に言うと、上記を満たすのであれば0AB~J番号でなくてもいいんじゃないかと考え、見つけたのがブラステル(brastel)の050 FreeというIP電話サービス。
名前の通り、050番号を月額基本料無料で発行してもらえます。通話料金も固定宛が8円/3分、携帯宛が13.5円/1分(税別・2018/3/11現在)と固定電話並で、フリーダイヤルにも繋がります。
※ただし110や119などの緊急電話はかけられませんのでご注意ください。

050番号を月額基本料無料で持つだけなら、FUSION IP-Phone SMARTもありますが、フリーダイヤルにかけられないのと通話料が固定宛・携帯宛ともに8円/30秒とブラステルより高め。IP-Phone SMARTには留守番電話機能がありますが、うちの場合は固定電話機の留守電を使えばよいので、ブラステルに決めました。

ブラステル 050 Freeの申し込み

申込みに使うブラステルカードはコンビニで配布しているとホームページには書かれていましたが、行った店には置いていなかったので、オンラインカードを申し込むことにしました。クレジットカードで2,000円入金すると下記のようなメールが届きます。

お客様へ

ブラステルをご利用いただきありがとうございます。
(オンライン)ブラステルカードへのお支払いが完了いたしました。

カード番号 XXXXXXXX
アクセスコード XXXXXXXX XXXX
お支払金額 2000
クーポン ID 1

ご利用前に、 発信者番号登録済みの電話番号から以下の手順でダイヤルしてください。
(ダイヤル方法) 0091-20-170 +アクセスコード ⇒ 初期設定完了

これに書かれた通り電話して、初期設定を行うとすぐに使えるようになります。

050番号はブラステルのホームページにログインすることで発行してもらえます。

ここで分かりにくいのが、ユーザーIDとPIN番号というもの。メールには何も説明がありませんが、ユーザーIDは先ほど届いたメールに書かれたアクセスコードの前半8桁の数字。PIN番号はアクセスコードの後半4桁の数字となります。

ログインすると以下のような文面が書かれていますが、普通に使えますので気にすることはありません。

ご登録ありがとうございます。
お客様のカードは現在登録中です。
登録完了まで、約7営業日いただいております。
今しばらくお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。

左側のメニューからSIPアカウントに行くと050番号を発行してもらえます。

Grandstream HT801の設定

これで利用準備はOKです。
後は電話機側の設定ですが、接続するのにGrandstream HT801というアナログ電話アダプタを使うことにしました。ネット上では前モデルのHT701/702の情報が多いですが、既に販売終了になっているようです。後継機種であるHT801ならAmazonで6,700円で購入できました。ちなみにHT802は、アナログポートが2つあるモデルなので、電話機を1つ繋ぐだけならHT801で十分です。これで月額基本料が無料になるなら、数箇月で回収できます。

設定にあたってはネット上のHT702について解説した以下のブログを参考にしました。ありがとうございました!
参考情報: 「FUSION IP-Phone SMART」や「ブラステル(050)」を固定電話として使う(自己満 備忘録)

実際に設定したのは以下の項目です。
[BASIC SETTINGS]で以下の項目を設定してApplyボタンを押す。
Time Zone → GMT+9:00 (Japan,Korea, Yakutsk)
[ADVANCED SETTINGS] で以下の項目を設定してApplyボタンを押す。
NTP Server → ntp.nict.jp
[FXS PORT] で以下の項目を設定してApplyボタンを押す。
Account Active → Yesになっていることを確認
Primary SIP Server → softphone.spc.brastel.ne.jp(ブラステルのSIPアカウントに表示されていたドメイン/ホスト)
NAT Traversal → Keep-Alive
SIP User ID → ブラステルのSIPアカウントに表示されていたユーザーID(8桁の数字)
Authenticate Password → ブラステルのSIPアカウントに表示されていたパスワード(初期設定では8桁の英数字)
SLIC Setting → JAPAN CO
Caller ID Scheme → NTT Japan

これでSTATUSの画面に戻ると、確かにRegisteredにはなるのですが、着信は出来ても発信が出来ません。受話器を上げて番号をプッシュしてもずっと「プー」という音が鳴ったままです。


ファームウェアをアップデートしたりあれこれと試行錯誤しましたが、最終的にはAmazonのHT702のレビューに書かれた情報より、NAT Traversalの設定を以下のようにSTUNに変更することで解決できました。SIPアカウントのパスワードも試行錯誤の過程で初期設定のものから変えましたが、これは効果があったのどうか不明です。ネットワーク環境によるのかもしれませんが、同様のケースであれば試してみる価値はあります。

[ADVANCED SETTINGS]
STUN server is → stun.l.google.com:19302
[FXS PORT]
NAT Traversal → STUN
Use Random SIP Port → Yes
Use Random RTP Port → Yes

あと番号非通知の着信を拒否したかったのですが、電話機の機能が使えなかったので、下記のブログの情報を参考にして設定を行いました。
参考情報: GrandStream HT-701で番号非通知を拒否する設定(ごみため(ー日ー膳!)より)
[FXS PORT]
Anonymous Call Rejection → Yes

スマートフォンのアプリを利用

また、UQ mobileは無料通話無しのプランにしたので、発信にはこれまで楽天でんわを使っていたのですが、050 Freeの方が安いのでアプリを入れて同じアカウントで使うことにしました。

050 Freeのアプリはどこでアカウント設定するのかが非常に分かりにくいのですが、iPhoneの場合はキーパッドの右上にある詳細設定→アカウントの設定から行います。
Androidの場合もキーパッドの画面を出して、右上の点々が書かれたボタンから設定→アカウントの設定です。

ここでUser IDとパスワードをブラステルのSIPアカウントに書かれたものを入力して保存ボタンを押せばOKです。User IDは8桁の数字、パスワードは初期設定では8桁の英数字のものでPIN番号ではありませんので注意してください(私も間違えました。。)

正しく登録できるとキーパッドの左上にある050 Freeと書かれたところに残額が表示されます。
ちなみに左下にある緑色の050と書かれたボタンをタップすると050番号で発信します。通話料金は初めの方に書いたとおり、固定宛が8円/3分、携帯宛が13.5円/1分となります。
右下のmobile 0091と書かれた黄色いボタンをタップすると相手には090などの使用している携帯電話の番号が通知され、料金も固定宛・携帯宛ともに20円/1分となります。ただし、こちらは6秒単位での課金(6秒で2円)になるので短時間の通話であれば050番号でかけるよりも安くなることがあります。

嫁さんのスマホでも同様の設定を行って、家の固定電話とスマホ2台でチャージした残高をシェアするようにしてみました。一つのアカウントを複数の端末で使うのは推奨されていないみたいですが、今のところ普通に使えています。

というわけで何箇所かハマって設定に時間がかかりましたが、結果的には希望通りの環境が作れて満足しています。IP電話ということで通話品質が心配でしたが、今のところ問題無さそうな感じ。なにか支障があれば、また後日談を書くことにします。

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