Crysis 2の発売時期が間近に迫り、そろそろDirectX 11に対応したビデオカードが欲しくなってきました。
ただし我が家のPCケースは静音仕様のANTEC SOLOなので、長いビデオカードが入りません。DirectX 11に対応したミドルレンジ以上の製品となると相当絞られてしまい、入りそうな長さのカードはGeForce GTX 560 ti / GTX 460、Radeon HD 6850くらいでしょうか。
もう一つの難点は、今使っているのがHD 4830にAccelero S1を付けてファンレス化した物で、これ以上静かにしようがないことです。したがって、ファンレスは諦めるとしても、極力静かな製品を選びたいところ。
タイヤ交換直後で金欠状態のため中古を物色していたところ、じゃんぱらでECS NBGTX460-1GPI-Fが10,800円で売られているのを発見。このカードのクーラーはAccelero S1と同じくZAWARD製のAccelero TWIN TURBO PROで、クーラー単体でも5,000円以上する代物です。単体売りされているものとは微妙に仕様が異なるようですが、最悪クーラーだけ外しても利用価値がありそうなので買ってみることにしました。
ANTEC SOLOには問題なく取り付けることが出来ています。どでかいクーラーのせいで3スロット占有しますのでマザーボードのレイアウトによっては、拡張スロットやシリアルATAコネクタ等と干渉することがあるかもしれません。
GPU Clock 765MHz、Memory 925MHz、Shader 1530MHzと、リファレンス(GPU Clock 728MHz、Memory 900MHz、Shader 1350MHz)よりも幾分かOCされています。
Windows 7のエクスペリエンス インデックスは7.6でした。その他のハードウェア構成は我が家のPCパーツ構成を御覧ください。
ゲームはカンパニー オブ ヒーローズとクライシスくらいしかやらないので、あまり参考にならないと思いベンチマークしていませんが、最高設定でも滑らかに動いています。
ファンの音も静かで気になりません。ご覧の通り、アイドル状態(左)とFurMarkを15分間回し続けた状態(右)でファンの回転数が変化しておらず、それでいて高い冷却性能を誇ります。
最後に一つだけ残念だったのは、ゲームを起動すると電源(サイズ 超力 SCPCR-600)がコイル鳴きするようになってしまったこと。まさかビデオカード以外の所でうるさくなるとは(苦笑)6ピン×2の補助電源を必要とするだけあって、今まで使っていたHD 4830(6ピン×1)よりも電源の負荷が高い模様です。
ゲーム中だけなので我慢出来ないことも無さそうですが、まさにスパイラル状態ですね(笑)
参考リンク:
Roundup: Nine GeForce GTX 460 1 GB Boards Benchmarked (Tom’s Hardware)
ECS GTX460搭載グラフィックボード NBGTX460-1GPI-FECS 売り上げランキング : by G-Tools |
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