TMPGEnc Video Mastering Works 5がCUDAでのエンコードに対応した(TMPGEnc 4.0 XPressはフィルターとデコード処理のみ対応)ので、先日購入したGTX 460(ECS NBGTX460-1GPI-F)を使い、PT1で録画したMPEG-2 TSをリサイズせずにH.264(MPEG-4 AVC)に変換してみました。CPUはCore i5-750、メモリーは4GBです。
- オリジナル(MPEG-2 TS) 5分30秒 505MB
- x264でソフトウェアエンコード(CBR、4000kbps) 11分50秒 156MB
- 同(VBR平均ビットレート、2パス、4000kbps) 22分48秒 162MB
- CUDAでのハードウェアエンコード(CBR、4000kbps) 3分43秒 162MB
- 同(VBR平均ビットレート、1パス、4000kbps) 3分45秒 168MB
CUDAのVBRは1パスに固定されてしまうので同条件での比較になっていないかもしれませんが、オリジナルよりも短い時間でエンコード出来るのは魅力的です。
CPU使用率の方は、x264ではほぼ100%(左)に対し、CUDAでは50%前後(右)でした。
画質はと言うと、x264(VBR)ではほとんど違いはありませんが、CUDA(VBR)ではややボヤけてしまいます。遠目で見る分にはこれほどの差は無いので使い物になりそうですが、Sandy BridgeのQuick Sync Videoはもっと速くて綺麗だと言われると興味をそそられてしまいますねー。
[2011-02-16追記] TMPGEnc Video Mastering Works 5を購入したので、製品版(Ver.5.0.3.29)で再計測し、画質の比較画像を追加して別記事に独立させました。
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