こんにちは、lizard.kです。
最近の楽しみの一つは、日経新聞の朝刊に連載中の伊集院静氏の『ミチクサ先生』です。
主人公である夏目漱石の生い立ちから、正岡子規との友情が書かれたあたりで、作者が病気療養のため一時休載していましたが、昨年末に再開されました。
そして英国留学を経て、ここにきて漱石が小説を書きだし、ますます盛り上がってきたところです。
私も漱石の小説は「坊ちゃん」「こころ」などを中高生の頃によく読んでいたのですが、漱石の処女小説にして最も有名な「吾輩は猫である」は、何が面白いのかよく分からず、途中で投げ出してしまった記憶があります。
そんな私が『ミチクサ先生』をきっかけに、「吾輩は猫である」をもう一度読んでみたくなり、Audible版の「夏目漱石名作集」を購入してみたらものすごくお得だったのでご紹介します。
『夏目漱石名作集』の収録作
収録作は、以下の代表作14作品。なんと130時間を超える朗読というすごいボリューム!
- 吾輩は猫である
- 倫敦塔
- 坊ちゃん
- 草枕
- 虞美人草
- 夢十夜
- 三四郎
- それから
- 門
- 行人
- 私の個人主義
- こころ
- 道草
- 明暗
これらすべてを、Audibleなら1か月分の1コイン(1,500円)で聴くことができます。
CD版だと「彼岸過迄」も入った全15作品なのが唯一残念なところですが、それを差し引いても超絶お得です!
Audibleとは、どんなサービスか
Audibleの仕組みをよくご存じない方のために、簡単に説明しておきます。
Audibleは月額1,500円のサービスで、入会すると毎月1コインもらえます。これを好きな作品に交換できます。
面白いのはどの作品も1コインと交換できることです。ふだん500円で売っているものも、10,000円で売っているものも同じ1コインと交換できます。
ちなみに「夏目漱石名作集」も普通に買うと10,000円するものが、1コインで入手可能です。
会員を継続していれば翌月もまた1コインもらえますが、コインを使い切っても会員は30%OFFでAudibleタイトルを購入できます。
1度購入したタイトルは退会後も何度でも聴くことができます。『夏目漱石名作集』全14作品を1カ月で聴き終えるのは至難の業でしょうが、退会してからゆっくり聴いたっていいんですよ。
あとよく勘違いされるのですが、音声合成で読まれるのではなく、ナレーターが朗読しています。
朗読は、やはり感情がこもっていて、いいですね。
『ミチクサ先生』とあわせてAudibleで『夏目漱石名作集』を聴く幸せ
Audibleの『夏目漱石名作集』で改めて「吾輩は猫である」を聴いてみると、可笑しくてたまらず思わず電車内で噴き出してしうほど (^^; 朗読なので、なんだか落語を聴いているような感じです。
漱石の人物像や時代背景を知らないと、ここまで楽しめないと思うので、すべては『ミチクサ先生』のお陰ですね。中学生の頃の私に、面白さが分からなかったというのも納得がいきます。
『ミチクサ先生』では、「吾輩は猫である」に続き、「坊ちゃん」の話も出てきましたが、これからもAudibleの『夏目漱石名作集』を併せて聴くことでさらに楽しみが増すこと間違いなしです。
初めての方は↓以下のバナーから1カ月の無料体験の申し込みをしてください。
申し込み後に1コインもらえますので、それを使って『夏目漱石名作集』を入手可能です。使ってみたことが無い方は是非試してみてください!
著作権が切れているので、kindle本でも色々と漱石全集が出ています。これらと一緒に朗読を聴けば、より楽しめます。
kindle unlimitedも初回30日間無料体験↓をしているので、以下のものなどは無料で読めますよ。
漱石の作品をすごく身近に感じさせるのが、『ミチクサ先生』の凄いところだな。
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