スマートレンダリングとは、編集した継ぎ目部分などエンコードをカット必要最低限で済ませる方法です。したがってエンコードにかかる時間や画質の劣化を必要最低限に抑えながらCMカットなどが出来るわけです。
TMPGEncシリーズでスマートレンダリングするには以下の方法があります。
(1) TMPGEnc MPEG Editor 3を使う
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TMPGEnc MPEG Editor 3 |
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まさにこのような用途向けに作られた製品です。当たり前過ぎてこれ以上書くことがないので、以下略(笑)
(2) TMPGEnc Authoring Works 4を使う
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TMPGEnc Authoring Works 4 |
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今回書きたかったのは実はこちらの方法です。TMPGEncシリーズは使える機能が製品ごとに細かく差別化されているため、どれを買ったらいいのか少し分かりにくいところがあります。スマートレンダリングにしてもTMPGEnc MPEG Editor 3(以下TME3)とTMPGEnc Authoring Works 4(以下TAW4)は可能ですが、TMPGEnc Video Mastering Works 5では出来ません。
そこでちょっとせこいのですがTAW4を使うことで、TME3を買わずに済ます小技をご紹介します(笑) もちろんMurdoc Cutterなどフリーソフトを使う方法もあるのですが、せっかくTAW4を持っているし、操作性が良いもんですから。
前提として、使用する素材はPT1/PT2で録画したMPEG-2 TSファイルとします。
TAW4は本来オーサリング用のソフトなので、まずは作成するディスク形式をBDMVにしておきます。そして、ファイルを開いて思う存分カット編集したら書き出しに移ります(メニューは作る必要ありません)。
その際、容量調整は行わないが選ばれていることを確認し、書き出し終了後、CD/DVD/BDに書き込みを行うのチェックは外しておきます。
スマートレンダリングなので、書き出しは比較的短時間で終わると思います。その後、指定した書き出し先フォルダの中のBDMVSTREAMフォルダに拡張子がm2tsのファイルが出来ていますので、それを取り出してお終い。
音声がAACからDolby Digitalになりファイル形式も変わってしまいますが、それを気にしなければTME3に近いことが出来るという訳です。これ以上のことがやりたい場合は、素直にTME3を買いましょう(笑)
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