【読書メモ】『ITIL はじめの一歩』最上 千佳子 著

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こんにちは、lizard.kです。

唐突ですが、4月には久しぶりに情報処理技術者試験を受けようと考えています。
キャリアの節目節目で受けているのですが、2014年秋にネットワークスペシャリストを取って以来なので7年半ぶりです。

試験区分は今の仕事に一番関係がありそうなITサービスマネージャ試験。
論文試験は今回が初挑戦です。

というわけで論文対策もしなければならないのですが、まずは試験範囲であるITILの勉強をしっかりしておこうと思って選んだのが本書、『ITIL はじめの一歩 スッキリわかるITILの基本と業務改善のしくみ』最上 千佳子 著、翔泳社刊(2019/3/11)です。

情報処理技術者試験の勉強法って色々とありますが、私の場合は副読本としてその分野の専門書を読んでから、対策本に入るようにしています。

一見遠回りなようですが、試験に合格することだけが目標ではなく、体系的にその分野を勉強したいと考えているのがその理由です。

ITILといえば、以前はITサービスの運用だけの話だと思っていたのですが、実際勉強してみるとITサービスのライフサイクル全て(戦略・設計・移行・運用・改善の5段階)を対象としたベストプラクティスになっており、企業のIT部門(情報システム部門)の人にも非常に有効だというのが分かりました。

最新のITIL 4に対応した日本語の本を選ぼうと思ったらこれ一択の状況ですが、八百屋や旅館にITILを導入したらどうなる?といったストーリーからITILの考え方を分かりやすく理解できるよう工夫されています。

ちょうど3/16に同著者による続編ともいえる『ITIL 4の教本』も出版されますので、こちらも試験前に読んでおこうと思います。

なんとか午後Ⅰまでは突破して、午後Ⅱの論文を採点をしてもらえるところまでは漕ぎつけたい。。

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