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激しく今更なんですがNHK BSで再放送された『ノー・ディレクション・ホーム(No Direction Home)』を見てからというもの、ボブ・ディラン(Bob Dylan)にすっかりハマってしまいました。歌詞、メロディー、ルックス、すべてが魅力的で、この歳になるまでスルーしていた自分の目の節穴っぷりに愕然とします。しかも昨年来日してライブハウスツアーをやったというんだから、なおのこと悔しい。行きたかったなぁ、、、

それはともかく、最初に見たのがマーティン・スコセッシ監督の『ノー・ディレクション・ホーム』。デビュー当時からバイク事故までを追ったドキュメンタリーで、自分の中でなんとなく凄いというイメージしか無かったディランに、はっきりと意味を与えてくれた作品です。3時間半もある長編ですが、恋人のスーズ・ロトロやジョーン・バエズなどが次々と登場して飽きさせません。ディランの入門用にお薦めです。

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次に見たのが『ドント・ルック・バック(Dont Look Back)』、1965年のイギリスツアーのドキュメンタリーです。一部の映像は『ノー・ディレクション・ホーム』でも使われていました。普段のくつろいだ姿や、プレスをやり込める様子、ファンとのやり取りなどが印象的。中でもマネージャーのグロスマンが、ただひとり若者に混じった包容力のある大人という感じでいい味を出しています。
デラックス・エディションには、『65 Revisited』というアウトテイクを集めた特典ディスクが付属していて、本編では断片的に収録されている曲が何曲か丸ごと聞けます。


タイプを打つディランと、その隣で”Percy’s Song”を歌うバエズ。
『ドント・ルック・バック』より

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『ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963~1965(The Other Side of the Mirror: Bob Dylan at the Newport Folk Festival)』は、ディランの変遷を辿る貴重な記録映像です。ジョーン・バエズに見守られ初々しかった1963年、フォーク界のスターとして堂々とした姿で演奏する1964年、そしてエレキギターに持ち替え困惑した観衆からブーイングを受ける1965年、たった3年でこうも印象が変わるものかと驚きます。

何でこんなにもディランに惹かれるのか考えてみると、彼が純粋だからでしょうか。周囲が何と言おうと、彼自身の歌に対する姿勢は揺るがないことを、これらの映像が物語っています。

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