Ryzen 7 1700をASRock AB350 Pro4でOCしてみた

2017/07/16

GW中、Ryzen 7 1700をOCして遊んでいました。今更でありますが結論から書きますと、3.8GHzまではあっさり動きますが、安定稼働させるためにはRyzen 7 1700付属のWraith Towerクーラーだと厳しそうです。

テスト環境

CPU AMD Ryzen 7 1700(ベースクロック3.0GHz、ブーストクロック3.7GHz)
CPUクーラー AMD Wraith Tower(Ryzen 7 1700付属品)
マザーボード ASRock AB350 Pro4(BIOS 2.50)
メモリー CFD W4U2400PS-4G (4GB×2)
OS Windows 10 Pro 64bit  (Ryzen Balanced Power Plan使用)

定格動作

初期状態。BIOSは2.50(AGESA 1.0.0.4a)にしてあります。
CFD W4U2400PS-4Gは定格だと2400MHzで動作するはずですが、自動認識では2133MHzになっています。

スペック上はベースクロック3.0GHz、ブーストクロック3.7GHzのRyzen 7 1700ですが、全コア動作だと3.2GHzまでしか上がりません。
定格だと、CINEBENCH R15で1390、CPU-Z BenchでSingle Thread 370、Multi Thread 3865でした。

OC 3.8GHz設定

OC設定ですが、BIOSからCPU Frequency and Voltage Changeを「Manual」に変更後、CPU Frequencyを「3800MHz」に、CPU Voltageを「1.35V」にしただけです。
また、前述の通りCFD W4U2400PS-4Gが自動認識だと2133MHzになるので、DRAM Frequencyを「DDR4-2400」にしてあります。

OC後、CINEBENCH R15で1650(18.7%アップ)、CPU-Z BenchでSingle Thread 436(17.8%アップ)、Multi Thread 4707(21.8%アップ)まで上がりました!周波数の差(3.2GHz→3.8GHzで18.8%アップ)が、ほぼそのまま出ているようです。4万円で買えるRyzen 7 1700が、OCすることで20万円くらいするCore i7 6950Xともいい勝負をしているのが分かります。

というわけで3.8GHzまではあっさり動作しますが、3.9GHzにした途端に壁にぶち当たり1.44Vあたりまで電圧を上げても安定しなかったので諦めました。ちなみにASRock AB350 Pro4(BIOS 2.50)の周波数設定は、数字をそのまま入力する形式ですが、3850MHzなど10MHz単位で数字を刻んでも無視されるようなので(CPU-Z等で確認すると反映されていない)、3.8GHz設定で使うことにします(※お約束ですが、試される場合は自己責任でどうぞ)。

ただし3.8GHzまでOCした状態でベンチマークは回るのですが、HandBrakeでエンコードするとしばらくして熱暴走で落ちてしまいます。やはり常用するにはRyzen 7 1700付属のWraith Towerだと厳しそうですね。もっとAM4に対応したCPUクーラーが充実してきたら、交換してみようかと思っています。
[2017/7/16追記] CPUクーラーを虎徹 MarkⅡに変えたら安定動作するようになりました。詳しくは「Ryzen 7 1700を虎徹 MarkⅡでOCしてみた」をご覧ください。

Ryzen 7 1700を虎徹 MarkⅡでOCしてみた

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