一般公開された葉山の「加地邸」を見てきました

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フランク・ロイド・ライトの高弟である遠藤新が設計した「加地邸」。葉山にあるというのはどこかで読んで知っていましたが、初めて一般公開されると新聞に出ていたので、滅多に無い機会なので見に行ってきました。

F.L.ライトと言えば渓谷の側に建てられた「落水荘」が有名ですが、加地邸も外壁や柱、4つある暖炉の周りなどにふんだんに大谷石が使われ、葉山の自然に溶け込むようなデザインになっています。
食堂に面したテラス、サンルーム、展望室など、建物の内側と外側の境界が曖昧で、自然と繋がったような造りがとても面白い。家具や照明もオリジナルデザインで作成されており、家全体が一つの作品という感じでした。

ところどころに立っているスタッフの方に質問すると、エピソードなどを色々と親切に説明してくれるのが嬉しい。
もっと詳しく知りたくなり、カタログ(1,500円)を購入してしまいました。
庭では一杯400円で珈琲を楽しめ、心地よい秋の一日を満喫出来ました。

なお、邸内は撮影禁止、トイレも邸内の物は使えません。
公開は10月・11月の土日祝限定、入場料は1,000円です。滅多に見られるものではありませんので、ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考リンク:展覧会「加地邸をひらく-継承をめざして」のお知らせ – 住宅遺産トラスト

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大谷石のベンチ

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展望室のアップ

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落水荘―GAトラベラー 003 (GA TRAVELER Frank Lloyd Wright Fallingwater)
フランク・ロイド・ライト 二川 幸夫 ブルース・ブルックス・ファイファー

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