フェルメールを観に、マウリッツハイス美術館展とベルリン国立美術館展をハシゴする

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新聞屋さんのチケットプレゼントに当選したので、上野の東京都美術館で開かれている「マウリッツハイス美術館展」にて、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞してきました。

同展のホームページをチェックしたところ、平日の朝の時点で「40分待ち」の文字。炎天下で並ぶのは嫌ですが、一度は実物を観たかった絵なので仕方ありません。

13時頃に東京都美術館に着いてみると、思ったより空いていて館内の入り口の所で「10分待ち」とのこと。これはラッキーと喜んでいたら「真珠の耳飾りの少女」の前にはロープが張られていて、ここでまた15分以上並ぶことに。

ようやく念願叶って会うことが出来た「真珠の耳飾りの少女」は暗闇の中に浮かび上がるようで、とても魅力的な作品でした。フェルメールはこの他にもう一枚「ディアナとニンフたち」が展示されており、自画像を中心にレンブラントの作品も見応えがありましたよ。

人気の高い展覧会だけあって、ミュージアムショップでは工夫を凝らしたグッズが色々と売られています。写真は「真珠の耳飾りの少女」と同じ青いターバンを巻いたミッフィー(1,050円)。よく見ると耳飾りもちゃんと付いていて、一目見て嫁さんが気に入ってしまいました。

この後並び疲れたので駅の近くの過門香 上野バンブーガーデン店で遅めの昼食をとりました。ノープランで探した割に、まずまずの味。写真はランチの豚角煮御飯セット(1,200円)です。

食事をして元気が出たので、お次は国立西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」に向かいます。お目当てはやはりフェルメールの「真珠の首飾りの少女」。フェルメールは日本初公開のこの1点だけですが、せっかく上野まで来たんだから一緒に見ておきたいところ。

こちらはすぐ入場できて、館内も人だかりが出来ていたのはフェルメールの周りくらいで、他は比較的ゆっくり観ることが出来ます。「真珠の首飾りの少女」は「耳飾り」とはまた違った雰囲気で、今年のはじめに渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで観た「手紙を書く女」に近い印象を受けました。

フェルメールは寡作で知られ、現存する作品数は三十数点と言われています。
昨年末から今年にかけては来日ラッシュで、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで3月まで開かれていた「フェルメールからのラブレター展」では「手紙を読む青衣の女」、「手紙を書く女」、「手紙を書く女と召使」の3点が展示されていました。今回の3点と合わせて、これで約1/6を観たことになります。
機会があれば残りの作品も是非この目で観てみたいものです。

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