今どきレコードを手軽に楽しむ方法

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音楽配信が普及してCDが売れなくなったと言われて久しいですが、ふと若い頃を思い出してレコードを聴いてみたいと思ったことはありませんか?そうは言ってもレコードやプレイヤーは処分してしまったし、レコードはメンテナンスが面倒だからなぁとお考えのあなた。
ネットを使えばオークション(ヤフオクやeBay)や、各地のレコード屋のネットショップで欲しいレコードを簡単に探せますし、再生環境も結構手軽に構築できるんですよ。少しでも参考になればと思い、私が普段使っているレコード用品をまとめてみました。

【レコードプレイヤー】

まず、これが無ければ始まりません。私が使っているのはオーディオテクニカのAT-PL30という安い機種で、今ですと後継機のAT-PL300が7,000円ちょっとで買えます。安いだけあって針圧の調整は出来ませんが、あまり問題になることは無いと思います。もし針飛びするなどの理由で針圧を変えたい時は、カートリッジの上に1円玉や5円玉を貼り付けましょう(笑)

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アナログ音源をデジタル化したいというニーズに応え、USBでパソコンに接続できるレコードプレイヤーも幾つか発売されています。このタイプはたいてい編集ソフトがセットになっていて、例えばオーディオテクニカのAT-PL300USBにはcakewalk オーディオ・クリエーターLEが付いてきます。
USB端子が付いていなくてもステレオミニジャックに変換すればパソコンに繋げますし、編集ソフトもAudacitySoundEngine Freeなどフリーソフトでも良いものが色々あるのですが、そういうのが面倒な方に向いています。

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プレーヤーを繋ぐまともなアンプやスピーカーが無いという方は、ホームシアターシステムを導入してみるのはどうでしょうか。
私はパイオニアの安価なAVアンプと5.1chスピーカーのセットに繋いでいますが、雰囲気は十分味わえますよ。普段はTVのサラウンド放送を楽しんだり、PS3を繋いでBD/DVDやCDの再生に使っているので無駄もありません。
【関連記事】: REGZA、PS3、HTP-S313の接続法

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【クリーニング用品】

レコードはいいんだけど、ホコリを取るのが面倒でという方は多いんじゃないでしょうか。私も幾つかレコードクリーナーを試しましたが、一番のお薦めはオンゾウ・ラボのゼロダスト エルピーレイザーです。使い方はZクロスという付属の布を指に巻き、そこにエルピーレイザーを一滴染み込ませ、レコードの溝に沿って内側から外側へ反時計回りに拭いていくだけ。速乾性なので、拭いたらすぐにレコードを聴くことができます。

ベルベットのクリーナーだと、ホコリを取りながら逆に静電気を発生させているようなものなんですよね。エルピーレイザーの良い所は優れた静電気の除去効果で、こいつで一度拭いておけば新たにホコリが付いてもZクロスで軽く払うだけですぐ落ちます。後々取り扱いが楽になるので、汚れていない新品のレコードも静電気除去のために拭いておくといいくらいです。そう何度も拭くわけではないので案外なかなか減らないし、汚れたZクロスは単品でも売っていますが洗えば繰り返し使えるので経済的です。

レコード針のクリーニングも欠かせません。同じくオンゾウ・ラボのゼロダスト・スタイラスチップクリーナーも簡単でお薦め。透明でプニプニした部分に針先を乗せるだけで汚れを吸着してくれます。汚れが溜まってきたらセロテープで取ればまた使えます。

【内袋・外袋】

せっかくエルピーレイザーで静電気を取り除いても、よくあるポリ製の内袋にしまっては元の木阿弥です。私の場合、静電気が起きないよう少々値段は張りますがdiskunionの LP用紙製内袋(角) に入れ、そのままジャケットと一緒に LP用OPPのり付き外袋セロパック にしまっています。これならジャケットが底抜けする心配もありません。

いかがだったでしょうか。
レコードを聴き直してみて、当たり前ですが昔のアルバムはA面とB面に分かれていたことを思い出しました。CDだと盤面を裏返す必要が無いのであまり意識しませんよね。「そうそう、このアルバムはB面の出だしが好きだったんだよ!」とか改めて感動しながら聴いています。それに収納場所は取りますけど、アートワークが映える大きなジャケットも良いですね。
12インチシングルやマイナーなアーティストなど未だにCD化されていない音源も多いですし、一度レコードの再生環境を整えると長く楽しめると思いますよ。是非一度お試しあれ。

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