マークXのタイヤをTOYO PROXES C1Sに交換

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ディーラーのメカニックにタイヤ交換を薦められてから早一年。今日ようやく交換してきました。愛車のマークXを新車で購入してから5年半、走行距離28,000kmでの初交換です。

よく言われることですが、タイヤってのはハガキ4枚分の面積で車の全重量を支えているわけです。走るのも曲がるのも止まるのも、すべて最終的にはタイヤ次第。F1程ではないにしても夏の灼熱の路面とか過酷な状況の中で、日々頑張っている働き者なんですね。そんな重要なパーツだから、せっかく交換するなら良いモノを選びたいところ。

タイヤの性能というと、ドライやウェット性能、低燃費、静粛性、乗り心地、耐久性など色々とありますが、すべてを完璧に満たすタイヤというのは存在しません。例えば燃費を高めようと転がり抵抗を減らすとウェット性能が落ち、ウェット性能を上げようとして溝を増やすとロードノイズが増えるという具合に、まさにトレードオフの塊で微妙なバランスの上に成り立っているんですね。

そんな中、調べてみると最近のタイヤの傾向としては大きく次の2点があるようです。

【左右非対称パターン】
少し前の高級タイヤは回転方向が指定されたものが多かったですが、近頃はIN側とOUT側でパターンを変えた左右非対称で方向指定の無いものが主流の模様。これはミニバンのような荷重が偏る車が増えてきたのも理由らしいです。回転方向が指定されていると前後しかタイヤローテーションが出来なかったから便利ですね。

【エコタイヤ】
低燃費を実現するため転がり抵抗を減らしたタイヤ。それだけだと、ウェット性能が落ちてしまうので、シリカをコンパウンドしたりしてうまく両立している。低価格帯だけでなく、すべてのグレードでエコタイヤが主流になりつつあるようです。

タイヤも着実に進化しているんですね!こういった最近の傾向を踏まえ、交換するなら今より静かなものがいいなー、ということで候補になったのがコンフォートタイプの次の4種類。
BRIDGESTONE REGNO GR-9000
YOKOHAMA ADVAN dB
TOYO PROXES C1S
MICHELIN PRIMACY LC

中でも東洋タイヤのPROXES(プロクセス)C1Sはあまりメジャーじゃない分、安くて狙い目の感じ。カタログやホームページには今履いているタイヤと同サイズの215/60R16が載っていないんだけど、ちゃんと存在していることも確認。見積もりを取ってみたところ、ディーラーが安くなったのか、カー用品店が高くなったのか分かりませんが、どちらも同じくらいの値段で取付工賃含め10万円コースでした。

もうちょっと安いところはないものかと価格.comで調べてみると、確かに安いんですが取り付けまで面倒見てくれるお店はあまりありません。そこで今回は安い上に取り付けもしてくれるという有難い存在の、矢東タイヤにお願いすることにしました。

まずは楽天の矢東タイヤで品物を購入。タイミングよく、ポイント10倍のオークションで買うことが出来ました。工賃含め6万円ちょっとだったので、4万円程浮いちゃったな v(^_^)v その後、メールが来て取付日時と店舗を打ち合わせします。今回は世田谷美術館の佐藤忠良展を見に行く予定があったので、そのついでに近くの目黒店にお願いすることにしました。

環七沿いにあるお店は比較的こじんまりしていて、先客がいたので少し待ちましたが店員さんは親切で感じよく、作業も丁寧でした。しょっちゅう換えるような代物じゃないですが、機会があれば自宅から少し遠いけどまた利用したいです。

肝心のタイヤは新車装着パターンのYOKOHAMA dB E750との比較になりますが、振動が少なく滑らかに走るので前よりも静かに感じます。もう少し経ってみないと本当の所は分からないんでしょうが、第一印象としては狙い通りで満足。比較的安価で静かな高性能タイヤを求める方にお薦めします。ちなみに製造年週は2010年45週(11月頃?)でした。
次の交換は4年後くらいかな。それまでよろしくお願いしますよ! > PROXES C1S

【2011-04-03追記】
2ヶ月くらい乗りましたので、その後の感想など書いてみたいと思います。
基本的には滑らかに走るタイヤという第一印象が持続しています。ハンドリングも安定している方です。
一方で見た目なのですが、サイドウォールが丸く膨らんでいるのが微妙に気になります。ミシュランと似たような感じですが、新車装着タイヤのヨコハマはサイドウォールが直線的だったので余計に目立ちます。まぁ、車に乗ってしまえば忘れるのですが(笑)

今回利用した矢東タイヤ目黒店。

作業中の愛車マークX。

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