映画「K-19」の感想

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K-19 [DVD]

冷戦下、ソ連の新型潜水艦K-19の処女航海で起きた実話を元にした映画。

財政難で設備はあちこちにトラブルを抱え、乗組員も訓練不足。おまけに新たに送り込まれた艦長(ハリソン・フォード)は、元の艦長(「シンドラーのリスト」でオスカー・シンドラー役のリーアム・ニーソン)と折り合いが悪い。

ただでさえ問題だらけの上に、潜水艦という閉鎖環境の中で不満や不信が増幅していく。そしてNATOの基地近くで原子炉が故障、このままでは積んでいる核弾頭を巻き込んで大爆発し、アメリカとの全面戦争に発展しかねない最悪の事態に直面する。そんな極限状態の中、二人の艦長や乗組員が取った行動とは。

良くも悪くも「組織」について、そして各々が果たすべき「義務」について考えされられた作品。星5つに近い、★★★★☆。

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